病院機能評価
病院機能評価で、慢性期病院全国1位を誇る
13の「S評価」
を獲得しました!
当院は、2025年12月に公益財団法人日本医療機能評価機構の病院機能評価を受審し、
定められた認定基準に達していることが認定され、2026年6月5日付で認定証の交付を受けました。
| S評価数 | 0 | 1~3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13当院 | 14以上 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 病院数 | 79 | 53 | 2 | 2 | 1 | 1 | - | - | - | - | - | 1 | - | 139 |
| 構成比 | 56.8% | 38.1% | 1.4% | 1.4% | 0.7% | 0.7% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.7% | 0.0% | 100% |
- 最新の機能種別版評価項目 3rdG:Ver.2.0、3rdG:Ver.3.0にて受審した139の慢性期病院のS評価獲得数を、日本医療機能評価機構のWEBサイトの「病院機能評価結果の情報提供(2026年6月5日時点)」から当院が独自に集計。
「病院機能評価」とは、病院の医療の質を第三者機関が評価する制度です。評価を行う日本医療機能評価機構は、国民の健康と福祉の向上に貢献することを目的とする公益財団法人として1995年に設立。病院が備えているべき機能について、中立・公平な専門調査者チームによる「病院機能評価」審査を行い、一定の水準を満たした病院を「認定病院」としています。約90項目の病院機能を専門調査者が審査し評価しています。S、A、B、Cの4段階で評価され、S評価は「秀でている」とされています。
急性期を含む全病院(全機能種別)の中でも、S評価獲得数5位という高評価
日本医療機能評価機構が公表する「病院機能評価結果の情報提供(2026年6月5日時点)」より、最新の機能種別版評価項目 3rdG:Ver.2.0、3rdG:Ver3.0にて受審した、急性期病院を含む全病院(2000以上)のS評価獲得数を当院が独自に集計。10以上のS評価を獲得した病院は全体の約1%、わずか9病院(桜十字病院以外は全て急性期病院)でした。
| S評価数 | 0 | 1~4 | 5~9 | 10 | 11 | 12 | 13当院 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22以上 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 病院数 | 819 | 1095 | 173 | 8 | 5 | - | 5 | 1 | 1 | - | 1 | - | - | - | 1 | - | 2109 |
| 構成比 | 38.8% | 51.9% | 8.2% | 0.4% | 0.2% | 0.0% | 0.2% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 0.0% | 100% |
今回の結果は、桜十字病院にとって過去最高水準の評価です。
受審を重ねるごとに高評価の割合は着実に向上しており、「桜十字で良かった」と感じていただける病院を目指して、環境面だけでなく医療機能そのものも進化を続けています。
| 評価ランク | 2015年 | 2020年 | 2025年 |
|---|---|---|---|
| S | 2 項目 | 9 項目 | 13 項目 |
| A | 58 項目 | 71 項目 | 72 項目 |
| B | 27 項目 | 8 項目 | 2 項目 |
| C | 0 項目 | 0 項目 | 0 項目 |
- S:秀でている/A:適切に行われている/B:一定の水準に達している/C:一定の水準に達しているとは言えない
13のS評価項目をそれぞれ解説していきます
目次
- 011.6.2療養環境を整備している
- 021.5.3患者・家族の意見を活用し、医療サービスの質向上に向けた活動に取り組んでいる
- 032.2.18慢性期のリハビリテーション・ケアを適切におこなっている
- 043.1.5リハビリテーション機能を適切に発揮している
- 053.1.4栄養管理機能を適切に発揮している
- 063.1.1薬剤管理機能を適切に発揮している
- 073.1.7医療機器管理機能を適切に発揮している
- 081.5.1業務の質改善に向け継続的に取り組んでいる
- 092.2.19療養生活の活性化を図り、自立支援に向けて取り組んでいる
- 101.2.2地域の医療機能・医療ニーズを把握し、他の医療関連施設等と適切に連携している
- 111.2.3地域に向けて医療に関する教育・啓発活動をおこなっている
- 121.2.1必要な情報を地域等へわかりやすく発信している
- 134.2.4職員にとって魅力ある職場となるよう努めている
領域1 | 患者中心の医療の推進
1.6.2 | 療養環境を整備している
審査結果報告書より
診療やケアに必要なスペースを確保している。病棟内は空調や静寂、臭気に配慮して管理している。寝台浴槽と一般浴槽を設置している。身障者用トイレを病棟各所に設置している。さくら館の病室は足元まで広がる窓があり、ベッドで横になったまま景色を楽しむことができる。安全や利便性に配慮し、院内は清潔、不潔を意識し整理整頓を行っている。患者・家族がくつろげるスペース「まってるラウンジ」には、患者・家族が利用できる「シェアルーム」、書籍や雑誌を提供する「ライブラリー」、患者が自身や知人・家族に、または知人・家族が患者に宛てた手紙をしたためることができる「レタールーム」、院内で利用できる「ヴォルカフェ」、鑑賞を楽しむ「アクアリウム」などデザイナーと検討を重ねた癒しの空間を提供している。さらに、職員や患者・家族の意見を積極的に取り入れ、荷物置き場の改善など、継続して療養環境の整備に努めていることは高く評価できる。
評価を受けた取り組み
-
清潔が保たれた療養環境
清掃スタッフと病棟スタッフが連携し、毎日清潔で安心できる療養環境を整えています。感染対策や臭気対策にも配慮し、患者さまが快適に過ごせる空間づくりを推進。ラウンジやデイルーム、景色を楽しめる大きな窓など、心やすらぐ環境整備にも力を入れています。
-

まってるラウンジ
「病院は、大切なものに気づける場所」へ。2019年4月、さくら館1階をフランスの絵本「まってる。」をモチーフとした空間へとリニューアル。患者さまやご家族、ご来院の皆さまが心和ませ、新たな気づきを得ていただけるような空間を目指しました。
-

レタールーム
心を落ち着けて自分の思いに向き合う場所に。大切な人や未来の自分に宛てた手紙が書ける便箋と、万年筆や色鉛筆などの筆記具、手紙を楽しく彩るスタンプもご用意しています。
-

ライブラリー
「明日が楽しみになる本」をテーマにブックディレクターがセレクトした、11カテゴリーの本が並びます。本の選定には、患者さまにも参加していただきました。
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VOLCAFE(ヴォルカフェ)
スポーツが生む感動や情熱は、健康で活気ある生活の維持のために、心身においてとても大切な原動力となります。患者さま、地域の皆さま、スタッフの豊かな毎日のために、「熊本ヴォルターズ」をコンセプトとしたヴォルカフェは、応援を通じて人と人とが繋がり、笑顔が広がる温かい場所を目指していきます。
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シェアルーム
家族が集まるリビングのように。完全予約制のシェアルームは、貸し切りで家族やご友人とプライベートな時間をお過ごしいただけます。ケーキのご予約や飾りつけのご依頼もお受けします。
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外来ロビー
訪れたすべての人がリラックスできるよう、患者さまの満足を第一に考えたより快適な優しい空間となっています。木の温かみを大切にした、まるで自然の中にいるような印象を与える診療空間では、地域に根差した信頼の医療を提供しています。
-

待合ホール
奥に伸びる空間を広々と贅沢に利用し、患者さまの目に人の往来が入りにくいよう、背面側は人が行き来するためだけの専用通路としています。診察を待つ不安な気持ちを和らげていただくことを願った仕様となっています。
-

外来アクアリウム
外来ロビーに設置されたアクアリウムでは色とりどりの海水に生息する生き物たちの水槽となっています。ご覧いただける生物たちを説明したパネルも設置し、水族館の雰囲気を味わえる場となっており、待ち時間を感じさせない工夫がされています。
領域3 | 医療の質
1.5.3 | 患者・家族の意見を活用し、
医療サービスの質向上に向けた活動に取り組んでいる
審査結果報告書より
患者満足室を設置し、患者・家族からの意見・要望を集約し、医療サービスの質向上に向けて取り組んでいる。患者・家族からの意見や要望は、院内各所に設置した、理事長直通便の意見・要望BOXをはじめ、直通電話、メール、患者満足アンケート調査などによって収集している。収集した意見や要望は、患者満足度委員会で毎月検討し、結果は本人への連絡や院内掲示板などにより周知している。具体的な取り組みの一例として、職員の接遇に関する意見から、患者満足室が中心となり、あいさつ・接遇意識の向上を掲げ、「尊厳を守る挨拶」を年度目標とし、ロールプレイや言葉遣いの振り返りを実施し、病棟ラウンドなどを通じた改善への取り組み事例が確認できた。また、毎年患者満足度調査を実施し、継続的なモニタリングを通じて質の向上に努めていることは高く評価できる。
評価を受けた取り組み
-

理事長直通便
ご意見やご要望を直接理事長まで届ける、理事長直通便ボックスを設置。いただいたお声は患者さま満足室・患者さま満足委員会・各部署で共有し、より良い病院づくりに取り組んでいます。
-

患者さま満足室
患者さまやご家族からのご意見を直接伝えていただけるよう「患者さま満足室」を設置。フリーダイヤル・メール等の方法も設け、気軽に連絡しやすいよう工夫しています。
-

患者さま満足アンケート
年2回、選択項目と自由記載欄を設け、率直なご意見を伺っています。記入が難しい方には口頭での聴取も実施。さらに院内各所に簡易的なアンケート用紙を設置し、より気軽にご意見をお寄せいただける環境づくりに努めています。
-

接遇研修
医療特有の品格と温かみある接遇を学ぶ研修を実施しています。自他尊重を土台に、現場で活かせる実践力を養う内容で、個人の成長と組織力の向上の両立を目指しています。
質改善の流れ
- ご意見
ご要望 - 事実確認
- 満足委員会
で検討
患者さま・ご家族からいただいたお声を患者さま満足室・該当部署で検討して対応、現場にフィードバックします。事例は患者さま満足委員会を通じて、全部署に共有されます。
- 患者さま満足
リンクスタッフへの
周知・現場への
フィードバック - 1か月後 対策効果の
評価 - 3か月後 対策効果の
評価
対策の効果が有効に表れているかどうか、1か月後・3か月後に評価・検証を行います。必要に応じて対策内容に変更を加え、患者さま満足の質向上に努めています。
領域4 | ケアプロセス
2.2.18 | 慢性期のリハビリテーション・ケアを
適切におこなっている
審査結果報告書より
全病棟に療法士を配置し、患者の90%以上に対して月13単位のリハビリテーション介入を行い、スタッフと連携して心身・生活機能の維持・向上、離床の促進に取り組んでいる。全例に摂食・嚥下スクリーニングを実施し、歯科衛生士による口腔内診査後、医師の指示のもとVFまたはVE検査を行い、摂食・嚥下機能を評価し、摂食機能療法につなげている。看護師や介護福祉士に対して移乗、ポジショニング方法を伝達し、ケアの継続性を担保している。加えて、泌尿器科、神経内科、老年病専門医の関与もあり、病棟全体で離床活動を協議・実践している点は、多職種協働による包括的なリハビリテーション体制として高く評価できる。
評価を受けた取り組み
-
摂食嚥下
リハビリテーション部に歯科衛生士2名が在籍し、入院時から口腔内評価を実施しています。言語聴覚士による嚥下評価や放射線技師によるVF・VE検査への適切な関与、訪問歯科の積極的な介入を通して、口腔ケアを多職種で支えています。多職種によるNST回診では看護師・セラピスト・管理栄養士らが連携し、食事場面を丁寧に確認しながら、その人らしい食支援につなげています。
領域5 | 部門評価
3.1.5 | リハビリテーション機能を適切に発揮している
審査結果報告書より
理学療法士127名、作業療法士50名、言語聴覚士33名、歯科衛生士2名を配置し、心大血管疾患・脳血管疾患・運動器・呼吸器、嚥下訓練などの幅広いリハビリテーションを提供している。訓練の進捗状況やリスクなどの情報は、電子カルテ上の記録やカンファレンスを通じて医療チーム内で共有している。病棟でのポジショニングや環境整備に関して、イラストを用いて情報を提供して、訓練の連続性確保に努めている。また、在宅復帰支援に関して地域連携室と協働し、退院前家屋調査を行っている。13の専門領域チームを作り、スタッフ全体の知識・技術の向上のため、学会・研修会の参加を支援、教育確認表を用いてスキル・能力アップを図っている。訓練に用いる機器等の保守・点検体制も含めて、リハビリテーション機能を高いレべルで発揮しており、高く評価できる。
評価を受けた取り組み
-

県内最大級のリハビリテーション室
700㎡の広いリハビリテーション室に、最新鋭リハビリ機器を完備。理学療法・作業療法・言語聴覚療法、全ての分野において、効果の高いリハビリに努めています。
-

212名のリハビリスタッフが在籍するリハビリテーション部
理学療法士127名、作業療法士50名、言語聴覚士33名、歯科衛生士2名のリハビリスタッフが在籍し、手厚いリハビリテーションを提供しています。病棟機能別の症例検討会や学会の伝達講習会等、知識と技術の向上にも取り組んでいます。
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心臓リハビリテーション Rehabeat(リハビート)
心大血管疾患リハビリテーション Rehabeat を展開し、入院・通院を通じた包括的な心臓リハビリテーションをおこなっています。循環器医師や心臓リハビリテーション指導士を中心とした多職種チームが連携し、体力回復や不安軽減、再発予防を継続的にサポート。「こころ、はずむ。からだ、ととのう。」をコンセプトに、その人らしい人生の再スタートを支えています。
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回復期リハビリテーション病棟
脳卒中リハビリテーションセンターを有し、専門医やセラピスト、薬剤師、管理栄養士など多職種が連携し、在宅復帰や社会復帰を支援しています。365日体制の集中的なリハビリに加え、自動車運転再開支援や復職支援にも対応。急性期から在宅へ、安心の橋渡し役を担っています。
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多面的な訓練を実現するリハビリ設備
充実したリハビリ環境で、質の高い支援をおこないます。上肢訓練、歩行支援、体幹強化、嚥下・言語トレーニングなど、多様なリハビリに対応する機器を揃えています。症状や目標に沿ったリハビリを組み合わせることで、一人ひとりに最適な回復支援を行います。
領域5 | 部門評価
3.1.4 | 栄養管理機能を適切に発揮している
審査結果報告書より
栄養管理部の管理栄養士18名を配置し、調理業務を担う委託従事者と連携のうえ、献立作成・栄養管理から配膳・下膳、食器の洗浄・保管に至るまでの業務を実施している。事務室および厨房は透明ガラスを用いた構造とし、1階メイン廊下から見渡せる清潔感ある環境が整備されている。温冷配膳車の使用などにより、適時・適温で安全な食事を提供している。清潔・不潔区域の区分やドライ運用など、HACCPマニュアルおよび大量調理施設衛生管理に準拠し実施している。使用した食材および調理済み食品は2週間、冷凍保存している。食事の評価と改善は、栄養管理委員会での検討に加え、患者の声の収集やミールラウンドを通じて確認し、食べる喜びの提供に努めている。具体的な取り組みとして、四季を彩る「四季彩膳」や「郷土料理+海外料理」と称して日本を旅するような気分での食事提供、「デザートバイキング」や誕生日ケーキ、「リクエストメニュー」など多様なイベント、ソフト食への取り組みが確認できた。また、オリジナルの陶磁器を使用し見た目も美味しくするなどの工夫をしている。さらに、地域の医療・介護従事者向けにNST研究会を実施するなど、院内にとどまらず地域へも食と栄養の取り組みを発信しており、これらの取り組みは高く評価できる。
評価を受けた取り組み
-

栄養管理部(お食事部)
管理栄養士と調理師が連携し、患者さま一人ひとりに合わせた栄養支援を行っています。透明ガラスを用いた開放的な設計は、清潔で安心できる調理環境を整え、その様子が見える工夫も評価されました。退院後の生活も見据えながら多職種で食事内容を検討し、安全性はもちろん食べる楽しみや生きる喜びにつながる食環境づくりに取り組んでいます。
-

行事食(四季彩膳)
季節を感じながらお食事を楽しんでいただけるよう、特別メニューを提供しています。旬の食材や彩りを大切にし、器にもこだわり、目でも楽しめるお食事を実現。治療の一環でありながら、食事を楽しむ体験を大切にし、食べる意欲を引き出せるよう心がけています。
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摂食量増加の取り組み | 日本を旅する故郷の味めぐり
各地の郷土料理や海外料理を取り入れ、食べる楽しみを取り戻す工夫をおこなっています。地元や旅行で訪れた場所の懐かしい味や縁もゆかりもない土地の新しい味との出会いが、食欲や会話を生むきっかけとなり、摂食量の向上にもつながっています。
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選択する楽しみ | デザートバイキング
デザートバイキングは、誕生日を迎える喜びを皆で祝う場として、毎月開催。患者さまご自身にお好きなデザートを選んでいただくことで、「選ぶ」という楽しさや喜びを感じていただけるよう工夫しています。
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NST研究会
NST研究会を通して、地域の医療・介護従事者とともに「食べる」を支える学びを深めています。摂食嚥下やリハ栄養、多職種連携などをテーマに、院内外へ最新の知見や実践を発信。患者さまが"最期まで口から食べる喜び"を大切にできる支援につなげています。
領域5 | 部門評価
3.1.1 | 薬剤管理機能を適切に発揮している
審査結果報告書より
16名の常勤薬剤師が処方鑑査、疑義照会、持参薬鑑別、病院全体の薬剤管理を担っている。調剤機器、一包化監査支援装置、錠剤仕分け返納装置を活用し、ヒューマンエラー防止に努めている。定期注射薬は注射薬カートにより1施用ごとに払い出している。TPN輸液の調製・混合は、それぞれ安全キャビネット薬剤部によって一元的に行い、注射薬の調製作業や安全な使用に関して、病棟看護師等へ情報提供や指導を行っている。また、薬剤情報を院内に提供するとともに、院内医薬品集をタイムリーに更新している。新規医薬品の採用の適否、採用医薬品の品目削減は薬事委員会で審議している。ポリファーマシー対策を重点施策として多職種と連携した薬物療法支援を行い、その成果を院外に発信している点や、薬剤師の資格認定を支援し、20の認定資格を有している点は高く評価できる。
評価を受けた取り組み
-

調剤機器/一包化監査支援装置/錠剤仕分け返納装置
調剤機器や注射薬カート、一包化監査支援装置、錠剤仕分け返納装置などを導入し、薬剤業務の効率化と安全性向上に取り組んでいます。調剤時の確認作業をシステムで支援することで、ヒューマンエラーの防止につなげ、患者さまへ安全で正確に薬を提供できる体制を整えています。
-

資格認定の支援と20の有資格
薬剤師の専門資格取得を積極的に支援しており、現在20の認定資格を有しています。病院薬学認定薬剤師や糖尿病療養指導士、終末期ケア専門士など、それぞれが専門性を高めながら、多職種と連携した質の高い医療に貢献しています。
●在籍している認定薬剤師/日病薬病院薬学認定薬剤師:8名/認定実務実習指導薬剤師:3名/NST専門療法士:2名/抗菌化学療法認定薬剤師:1名/リウマチ財団登録薬剤師:1名/心不全療養指導士:1名/公認スポーツファーマシスト:1名/薬剤師研修センター研修認定薬剤師:1名/医療安全管理者(日本精神科病院協会):1名/熊本地域糖尿病療養指導士:1名/終末期ケア専門士:1名
-

ポリファーマシー
ポリファーマシー対策に力を入れ、多職種で連携しながら薬剤の見直しをおこなっています。単なる減薬ではなく、副作用の重症化予防や患者さまの生活機能改善など、その先の効果を重視し、患者さま一人ひとりに合わせたより安全で適切な薬物療法を目指しています。
-

抗菌薬適正使用チーム
医師や薬剤師、看護師、検査技師といった多職種で構成されており、抗菌薬が長期で使用されている症例や抗菌薬の治療が期待通りに進んでいない症例をミーティングで検討。一人ひとりの患者さまに合わせた診療支援や使用する抗菌薬のアドバイスを実施しています。
領域5 | 部門評価
3.1.7 | 医療機器管理機能を適切に発揮している
審査結果報告書より
医療機器安全管理責任者は臨床工学技士が担い、医療安全委員会と連携し医療機器の安全管理を行っている。医療機器は管理台帳で管理されている。医療機器点検計画を整備し、保有する医療機器は必要なタイミングで定期点検を臨床工学技士が、日常点検は看護師が実施している。医療機器は標準化しており、使用状況を把握している。臨床工学技士は、使用中の機器について病棟に出向いて作動中の点検を実施している。使用後の機器は返却場所が明確であり、すぐに使用できる機器も明確にしている。夜間・休日のトラブル発生時は、オンコールで24時間365日臨床工学技士が対応しており、人工呼吸器の導入や設定変更、回路の交換にも対応している。取り組みとして全病棟に導入したナースコールと連動した生体モニターについて、患者が安全で職員が重要なアラームに迅速に対応できるよう多職種でアラーム設定の調整を行った。また、生体モニターと電子カルテの連動を進めており、安全性と効率性の高い医療機器管理について継続した取り組みがあることは高く評価出来る。
評価を受けた取り組み
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生体モニターと電子カルテの連動
生体モニターと電子カルテの連動を進め、より安全で効率的な医療機器管理に取り組んでいます。ナースコールとも連携し、多職種でアラーム設定を調整することで、必要な異常に迅速に対応できる体制を構築。患者さまの安全性向上と、スタッフの業務負担軽減につなげています。
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オンコールで24時間365日
臨床工学技士による24時間365日のオンコール体制を整え、夜間・休日を問わず、人工呼吸器のトラブル対応や設定変更、医療機器の不具合確認などに迅速に対応しています。多職種と連携しながら、患者さまが安心して治療を受けられる環境づくりを支えています。
領域3 | 医療の質
1.5.1 | 業務の質改善に向け継続的に取り組んでいる
審査結果報告書より
日本医療機能評価の訪問審査を継続して受審し今回で4回目である。また、毎年開催の院内学会やe-ラーニングによる職員学習など、委員会を中心に組織横断的な質改善活動を行っている。病院が中核となったグループによる院内学会では、全ての職種が発表し、発表内容を院内展開して活用している。具体的な事例として、身体的拘束最小化委員会のラウンドによる身体拘束率の減少や電子カルテのスキャンシステム導入によるペーパーレス化の開始、種々のカンファレンスを総合カンファレンスに集約して業務の効率化を図るなどの取り組みが確認できた。保健所立入検査の指摘事項はない。病院全体で業務改善文化を醸成し、業務の質改善に積極的に取り組んでいることは、高く評価できる。
評価を受けた取り組み
-

桜十字グループ学会
当院で開催される桜十字グループ学会では、全職種の発表者が熊本県内をはじめ東京・福岡の各施設から集まり、日々の実践や症例から得た成果を発表し合います。全国の桜十字グループの施設へのオンライン配信や二次元バーコードによる投票もおこなわれ、職種や施設を越えて学びを共有。患者さまへの向き合い方やチーム医療を見つめ直し、成長や業務改善につながる貴重な機会となっています。
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メディカルサクラアカデミー
桜十字のスタッフを対象としたeラーニングシステムを通して、感染対策や接遇、個人情報保護、医療知識など幅広い知識と意識の向上を図っています。スタッフ一人ひとりが学びを深め、安心で質の高い医療・サービスを提供することを目指しています。
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総合カンファレンス
複数に分かれていた各種カンファレンスを総合カンファレンスへ集約し、業務の効率化を進めています。多職種が一度に情報共有・方針検討をおこなうことで、スケジュール調整や会議運営の負担を軽減。現場の時間をより患者さまへのケアに活かせる体制づくりを進めるとともに、医療・ケアの質向上にもつなげています。
-
身体拘束率の推移
身体拘束率の減少
「身体的拘束最小化委員会」を設置し、患者さまの尊厳を守るため、行動制限の最小化に取り組んでいます。多職種によるカンファレンスや病棟ラウンド、事例の共有などを継続的に実施し、身体的拘束実施率は5年間で5%以上の減少を実現。安心して療養いただける環境づくりを進めています。
領域4 | ケアプロセス
2.2.19 | 療養生活の活性化を図り、
自立支援に向けて取り組んでいる
審査結果報告書より
季節のイベントとして、花見や夏祭り、秋祭りの馬追い、舞妓の来院、イルミネーションなど多職種で企画・実施している。日常のアクティビティについても、個別性に配慮し、裁縫やピアノ演奏など取り入れるほか、集団活動として紙カップカーリングやボーリング、玉入れなどを実施している。毎食、離床して食事することを進めているが、経口摂取をしない患者についても離床したうえで経管栄養を実施したり、離床が困難な場合はベッドのままデイルームへ移動して気分転換を図っている。離床パスを作成・活用し、個別性を踏まえた離床支援を計画的に実施し、現在入院中の患者の90%において、目的のある離床が実施されている。さらに、職員による売店同行や外出支援、院内散歩マップの作成、シェアルームやライブラリー、ヴォルカフェ、アクアリウムの整備なども行われている。生活の活性化や自立支援、社会や家族とのつながりを意識した多面的な支援が実践されており、高く評価できる。
評価を受けた取り組み
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桜十字 サンクス・イルミネーション
患者さまやご家族、地域の皆さまへ感謝を込めて、20年間毎年開催しています。スタッフの想いを込めた手づくりのイルミネーションの幻想的な光を通して、季節を感じる喜びや心温まる交流の機会を創出しています。
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桜十字病院夏祭り
患者さまやご家族、スタッフが一体となって楽しむイベントです。患者さまの状態に配慮しながら楽しめるゲームや季節感あふれる催しを企画し、笑顔や会話が自然と生まれる時間を通して、療養生活の活性化につなげています。
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馬追い
熊本の秋の風物詩「馬追い」を院内で開催。迫力ある太鼓や馬の姿を通して患者さまの気分転換となる機会を創出し、病院にいながら地域文化や季節感を楽しめる取り組みを実践しています。
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お楽しみ会
病棟ごとに「お楽しみ会」を開催し、患者さまが笑顔で過ごせる時間づくりを大切にしています。身体や心への良い刺激だけでなく、人との交流や日々の楽しみにつながる機会を通してその人らしい生活を思い出すきっかけにもなり、QOL向上へのケアのひとつとして取り組んでいます。
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お散歩マップ
リハビリテーションの一環として「お散歩マップ」を活用しています。四季折々の草花を楽しめる屋外ルートやライブラリ、アクアリウムなど心安らぐ院内スポットをめぐるルートをご案内。患者さまの気分転換や活動意欲を引き出しながら、療養生活に彩りと前向きな時間を届けるツールとなっています。
領域2 | 情報発信と連携
1.2.2 | 地域の医療機能・医療ニーズを把握し、
他の医療関連施設等と適切に連携している
審査結果報告書より
地域における位置付けを明確にし、急性期医療のポストアキュートとして中心的な役割を担っている。地域の医療機関や在宅・福祉施設、行政などと連携し、予防医療から在宅ケアまで切れ目のない医療の構築に取り組んでいる。地域連携室の職員が中心となり、近隣の医療関連施設など定期的に年間200件程度を訪問し、面談等を通じて、地域の医療ニーズの把握や顔の見える連携に努めている。また、近隣の急性期病院のカンファレンスに毎週参加し、急性期からの患者受け入れについて情報を共有して速やかに受け入れられる体制を構築している。患者の紹介や逆紹介を把握し、紹介患者に対する返書管理を徹底している。さらに、入退院経路の把握や入院目的、疾病統計を作成し、傾向を分析するなど地域の医療関連施設との連携強化に向けて取り組んでいることは高く評価できる。
評価を受けた取り組み
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切れ目のない医療の構築
急性期後のポストアキュートを担う病院として、地域の医療機関や行政、在宅・福祉施設と密接に連携し、それぞれの専門性を活かした医療体制を構築しています。患者さま一人ひとりの状態やライフステージに応じて、必要な医療や支援を切れ目なくつなぎ、地域全体の安心を支えています。
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円滑な受け入れを支える地域連携
近隣の急性期病院が開催するカンファレンスへ毎週参加し、地域連携パスも活用しながら、患者さまの状態や治療経過を丁寧に共有し合っています。地域連携室を中心に医療機関との連携を深めることで、入院から退院後まで安心して療養を続けられる体制づくりに取り組んでいます。
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返書率の推移
紹介、逆紹介の把握
紹介・逆紹介の状況を適切に把握するとともに、紹介患者さまへの返書管理をマニュアル化し、運用を徹底。入退院それぞれの返書率をこの1年間で20%以上増加させ、現在では100%の水準を維持しています。地域医療連携センターを中心に情報を一元管理し、迅速かつ円滑な地域医療連携を実現しています。
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入院/退院経路区分
地域医療関連施設との連携強化
入退院経路や入院目的、疾病統計などを分析し、地域の医療ニーズを把握。医療機関やクリニックへの定期訪問、各種会議への参加を通して、地域医療関連施設との連携強化に取り組んでいます。
領域2 | 情報発信と連携
1.2.3 | 地域に向けて医療に関する
教育・啓発活動をおこなっている
審査結果報告書より
健康や医療に関する教育・啓発活動に積極的に取り組み、さまざまな機会を通じて地域に向けて活動を発信している。特に、毎月開催する「生き活き健康教室」は、熊本市が運用する熊本ポイント事業(健康づくり活動を行う市民にポイントを付与し電子クーポンなどに交換できる仕組み)と連携し、医療・介護に関する知識や健康づくりの重要性を地域へ広く伝えている。また、プロバスケットボールチーム、熊本ヴォルターズと共同で開発した「ヴォルさく体操」を取り入れるなど、健康づくりをサポートしている。地域住民向けの病院見学会、高校生向けのオープンカンパニーなどを実施している。さらに「市民公開講座」や「健康フェスタ」など地域に根ざした多様な教育活動も継続的に実施している。また、地域の医療関連施設等を対象に、排尿ケアを考える会、食事サポーター養成講座、リハビリ技術セミナー、緩和ケア研修など専門性を活かした研修も展開している。加えて、地域密着リハビリテーションセンターとして地域包括支援センター等と連携し、介護予防や機能訓練、生活支援にも取り組んでおり、地域に根ざした体系的な健康づくりの推進は高く評価できる。
評価を受けた取り組み
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生き活き健康教室(熊本ポイント事業)
身近な医療や介護に関する知識を深め、健康づくりや生活設計に役立てていただきたいと「生き活き健康教室」を開催しています。熊本市の「くまもとアプリ」とも連携しており、地域活動への貢献が評価され、2026年1月には熊本市より協賛企業として感謝状をいただきました。
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各種イベント(平成公園、花畑公園)
地域や街中のイベント会場で開催される催しに参加・協賛し、健康や医療を身近に感じてもらえる取り組みをおこなっています。測定体験や健康相談などを通して、楽しみながら健康意識を高められる機会を提供。また「桜十字のハッピーキャラバン隊」として地域のイベントにも参加し、子どもたちへの医療啓発活動にも取り組んでいます。
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各種研修・講習会(排尿ケア、ボバース、緩和ケアなど)
地域医療・介護の質向上を目指し、さまざまな研修やセミナーを開催しています。排尿ケアやボバーズ、緩和ケア、認知症対策、リハビリ技術、栄養サポートなど幅広いテーマを取り上げ、地域の医療・介護従事者の学びを支援。また、介護福祉士国家試験対策講座などの、人材育成にも取り組んでいます。
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オープンカンパニー
高校生を対象としたお仕事体験イベントを開催しています。看護師やリハビリ職の仕事を、聴診器体験や片麻痺体験、摂食嚥下支援などを通して実際に体感できるプログラムです。医療・福祉の現場を身近に感じながら、将来の進路や医療職について考えるきっかけづくりを目指しています。
領域2 | 情報発信と連携
1.2.1 | 必要な情報を地域等へ
わかりやすく発信している
審査結果報告書より
地域へ必要な情報は、事務局広報が中心となり、組織的に検討し、ホームページや広報誌、SNSなど、病院の情報発信に関する実務を担当している。ホームページには、受診に必要な情報や最新情報、診療実績を掲載し、地域住民を対象した「生き活き健康教室」などの情報を含めて、ホームページは月1回以上更新している。また、医療機関向け広報誌「桜ふわり」を毎年発行し、ニューストピックスや部署紹介、協力医療機関の紹介、新規採用の医師などを紹介し地域や医療機関、行政に配布している。さらに、広報誌内に記載のQRコードから、YouTube、Instagram、Facebookが閲覧でき、動画などを通じて幅広い活動への取り組みを紹介している。院内に大型デジタルサイネージを設置し、案内やお知らせを発信している。地域住民向けの様々な活動や病院の診療機能等をメディアなども活用して、わかりやすく発信していることは高く評価できる。
評価を受けた取り組み
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医療機関向け広報誌 桜ふわり
広報誌「桜ふわり」を通じて、院内の取り組みや医師・部署の紹介、連携医療機関などに関する情報を発信。また、誌面内には各種SNSへ簡単にアクセスできるような仕組みも取り入れ、さらに詳しい情報発信へつなげています。
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外来ビッグモニター
9枚のモニターを組み合わせ、医療・介護のお役立ち情報や桜十字が手掛けるさまざまな事業の紹介などを映し出し、訪れる方々に多彩な情報を提供しています。
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公式ウェブサイトでの情報発信
公式ウェブサイトでは、診療や入院に関する情報、イベント・セミナー情報、活動報告などを随時発信しています。各部署と連携し迅速な更新対応をもって、利用される皆さまへ常に最新の情報を届けられるよう努めています。
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テレビ番組(WELL-BEING FRONTIER・Happy Spiral・かたらんね)
テレビ番組を通じて、当院の医療や介護に関する情報をわかりやすく発信しています。地域に寄り添った内容は相談行動にもつながり、一部は医療教育の現場でも活用されています。また、これらはYouTubeにも公開しており、どなたでも常にご覧いただけるようにしています。桜十字グループYouTubeチャンネル
領域6 | 人事・労務・教育
4.2.4 | 職員にとって魅力ある職場となるよう努めている
審査結果報告書より
職員の意見や要望は、職員満足度調査や入職時や退職時の面談を通じて継続的に把握されている。意見や要望は、事務局人事および事務局長で内容を共有したうえで対応している。具体例として、職員の要望から駐輪場の拡張を行うなどの取り組みが確認できた。就業支援については、育児休暇、介護休暇、短時間勤務などの制度をはじめ、敷地内の「わんぱく保育園」や社員寮を整備している。保育園は0歳児から4歳児まで利用可能で、育児をしながら働く環境を整えて支援している。福利厚生面では、慶弔見舞金、社員食堂や医療費・サークル活動への補助、社員旅行、スポーツ観戦チケットの割引購入、勤労感謝の日にカタログギフトのプレゼント、24時間営業のコンビニエンスストアの設置などがある。また、「日本一働きやすい病院アワード2024」において、やりがいを持ってワクワクしながら働ける病院に与える「ワクワク病院賞」の受賞や、経済産業省が実施する「健康経営優良法人」の認定を受けている。さらに、2025年には「健康経営優良法人」の大規模法人部門の認定を受けるなど、職員の働きやすさや健康を重視した取り組みが外部からも高く評価されており、良好な職場環境づくりが推進されている点は評価できる。
評価を受けた取り組み
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社員食堂
毎日厨房で手づくりするランチは、デザート付きで1食350円。熊本県産の食材を中心に使用し、品数豊富なビュッフェ形式で提供しています。栄養バランスの取れた食事を手頃な価格で楽しめるだけでなく、忙しい仕事の合間にリフレッシュできる、スタッフにとって欠かせない福利厚生の一つです。
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コンビニエンスストアの設置
院内売店として、飲料や食品、日用品などを充実したラインナップで取りそろえ、スタッフ、患者さまやご家族、地域の皆さまにご利用いただいています。スタッフは24時間利用できるため、休憩時や夜勤時の気分転換など、日々の業務を支える役割も担っています。
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「健康経営優良法人」に認定
健康経営推進チーム「WELBES」を中心に、職員の心と身体を支えるWell-beingな職場づくりを推進。健康管理や職場環境改善への取り組みが評価され、「健康経営優良法人」に認定されています。
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「日本一働きやすい病院アワード2024」入賞
「日本一働きやすい病院アワード2024」にて、第3位となる得票数と「ワクワク賞」を受賞しました。スタッフ同士が支え合い、一人ひとりがやりがいを持って成長を実感しながら働ける環境づくりが、外部からも高く評価されています。
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桜十字勤労感謝の日
スタッフ同士が日頃の感謝を伝え合う独自の取り組みを実施しています。感謝の気持ちとともに、熊本の魅力が詰まった地域ゆかりの品を一人ひとりが選ぶことができ、働く喜びやつながりを育む機会となっています。
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桜十字のサークル活動
共通の趣味・興味を持つ仲間が集まっておこなわれるサークル活動では、活動費の補助も整備されています。スタッフ同士が部署や職種の垣根を越え親睦を深めたり、運動習慣をつくって健康につなげることに一役買っています。
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わんぱく保育園(院内保育園)
病児保育も実施する敷地内保育園。急な発熱や授乳などの場合もすぐに駆けつけられ、院内で小児科外来の受診も可能なため、安心して働くことができます。英語のクラスやイベントなど保育内容の充実も図っています。
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さくら寮(社員寮)
遠方より入職したスタッフが地域や職場に馴染むまでの時期を安心して過ごし職務に専念できる環境を整えたいと、独身寮を完備。寮費は自立への資金を貯えられるように設定されています。